地デジとBS・CSアンテナ

アンテナレベルを上げるには?テレビの映り具合の改善方法を解説

アンテナレベルには、どういう意味があるのでしょうか。アンテナレベルが高いとテレビの映りもよいのでしょうか。この記事では、まずアンテナレベルの意味やアンテナレベルの調べ方を解説します。

その後にアンテナレベルが上がらない原因について説明し、アンテナレベルが上がらない時の対処方法も具体的に解説します。ぜひ、最後までご覧ください。

アンテナレベルとは

レベルメーター

アンテナレベルとは、地上デジタル放送・BS放送・CS放送の電波をテレビで受信している強さを示す指標です。これはテレビのメーカーにより数値の基準が異なっています。基準となるアンテナレベルもメーカーごとに異なります。

一般のご家庭ではテレビのアンテナレベルの確認で十分です。しかし、アンテナ工事の現場では、高精度な電界強度測定器を使用します。

アンテナレベルの調べ方

テレビの映りが悪い時など、アンテナレベルが低下していないか調べてみたい場合があるかと思います。アンテナレベルを測る機能はテレビに搭載されており、リモコンを使うことで簡単に調べることが可能です。

リモコンの操作方法はテレビのメーカー・機種ごとに異なっており、操作方法は取扱説明書に記載されています。

たとえば、Panasonicビエラの場合は次のように操作します。

  1. テレビチャンネルを視聴中にリモコンの「サブメニュー」を押す
  2. テレビ画面に表示された「視聴オプション」を選び、リモコンの「決定」ボタンを押す
  3. 「アンテナレベル」を選び、リモコンの決定ボタンを押す
  4. この操作をすれば、下図のようにアンテナレベルがテレビ画面に表示されます

テレビのアンテナレベル

引用:ビエラのアンテナレベルの目安を知りたい – テレビ – Panasonic

基準となるアンテナレベルは取扱説明書に記載されており、受信した電波が基準レベルを大きく下回るとテレビが映らないこともあります。逆に、基準よりもアンテナレベルが高すぎてもテレビが映らない場合もあります。そのような場合は、アッテネーターという減衰器が必要になりますので、アンテナ工事の専門会社に相談してください。

アンテナレベルが上がらない原因

下向きの矢印と「DOWN!」という文字

アンテナレベルが上がらない原因はいろいろあります。ここではアンテナレベルが上がらない原因、それぞれについて説明します。

アンテナケーブルの接続不良

アンテナからテレビまでは、アンテナケーブルで接続されています。一口にアンテナケーブルといっても、さまざまな機器で構成されています。具体的には、アンテナ本体・ブースター・混合器・分配器・壁のアンテナ端子などがアンテナケーブルで接続されているのです。

また、壁のアンテナ端子に接続したアンテナケーブルからも分波器を使って、地上波デジタル放送とBS・CS放送に分けられて、テレビに接続されています。

アンテナケーブルと各機器はコネクタで接続されています。アンテナレベルが低下する時は、アンテナケーブルのコネクタが緩んで電波の損失が大きくなっている時です。

アンテナケーブルの損失増加

アンテナケーブルの長さと電波の損失は比例します。このため、テレビの位置を移動して、アンテナケーブルを延長する場合など、アンテナケーブルによる損失が増加するのです。

また、アンテナケーブルを延長せず、別の部屋のアンテナ端子にテレビを接続すると、アンテナレベルが下がることもあります。その理由は、壁や天井内のアンテナケーブルの長さに増減があり、分配器などで電波のレベルが下がっていることもあるからです。

樹木や建物が電波を遮蔽

地上デジタル放送の周波数は470MHzから710MHzを使っています。BS・CS放送は12GHzという高い周波数を使っています。電波は周波数が高くなるほど、直進する性質が強くなり、障害物の影響を受けるようになるのです。

そのため、アンテナの向いている方向に樹木が茂ったり、高い建物が建設されたりした場合はアンテナレベルが下がることもあります。

住んでいる場所が弱電界地域

BS・CS放送の場合は、アンテナから衛星方向に障害物がなければ受信が可能です。地上デジタル放送の場合は、電波塔からの距離や地形により電波が弱い地域もあります。このような地域を弱電界地域といい、通常のアンテナでテレビが受信できないこともあります。

機器の故障

アンテナ本体・アンテナケーブルや付属物も故障することがあります。また、長く使っていると経年劣化します。とくにアンテナは屋外に設置されているので、経年劣化は避けられません。テレビの故障も考えられます。

アンテナの向きが変わった

台風など強風の後にテレビの映りが悪くなった。このような場合、原因はアンテナの向きが変わったことによる場合が多いです。

地上デジタル放送のアンテナは電波塔の方向に固定。BS・CSアンテナは衛星の方向に向いています。目に見えるくらいアンテナの方向が変わった場合はもちろん、ほんのわずかアンテナの方向がズレただけでも受信に影響が出ます。

アンテナレベルが上がらない時の対処方法

HOW?という文字

アンテナレベルが上がらない原因を説明してきました。その原因に対する対処方法を説明します。

アンテナケーブルの接続不良

アンテナケーブルの接続不良は、アンテナ本体・ブースター・混合器・分配器・壁のアンテナ端子・分波器・テレビのアンテナ端子など、どこでも起こりえます。一般のユーザーが確認するとよいのはテレビの裏の端子から壁のアンテナコンセントまでになるでしょう。

壁のアンテナコンセントからアンテナ側の調査はアンテナ工事の専門会社に総合的に調査してもらいましょう。

また、アンテナケーブルの中心には芯線と呼ばれる導体があります。この芯線が折れたり、歪んだりしているとアンテナレベルが下がります。テレビ裏の配線のことやアンテナケーブルの芯線のことは、アンテナ工事の専門会社電翔のWebサイトに写真入りで詳しく記載されていますので、ぜひ、参考にしてください。

テレビが映らない!不具合の原因と対処方法

アンテナケーブルの損失増加

テレビを隣の部屋で見たくてアンテナケーブルを延長して、アンテナレベルが上がらない場合は、なるべく太いアンテナケーブルを使ってください。アンテナケーブルには「2C」「4C」「5C」と太さの違うケーブルがあります。Cの前の数字が大きいほど、損失が少ないアンテナケーブルです。

隣の部屋にテレビを移動して、隣の部屋のアンテナ端子につないだのにアンテナレベルが上がらない場合は、分配器による損失が影響しているかも知れません。電波は分配器を通るたびに弱くなるので、分配器の配置によってはアンテナレベルの低下が起きるのです。このような場合はアンテナ工事の専門会社に総合的な調査を依頼したら安心です。

樹木や建物が電波を遮蔽

アンテナの方向に茂った樹木が、庭木であれば枝切りをすれば改善するでしょう。しかし、自宅以外の樹木や建物が電波を遮蔽しているのであれば、少し困りものです。このような場合は、今アンテナを取り付けている場所以外にも、アンテナを取り付ける適した場所がないか探してみましょう。

アンテナの取り付け場所を探すことも高所での作業になりがちです。また、実際にアンテナの取り付け場所を変更するとなれば、アンテナ工事の専門会社に依頼することになります。アンテナの取り付け場所を探すところからプロに任せた方がいいでしょう。

住んでいる場所が弱電界地域

地上デジタル放送の電波が弱い地域に住んでいる方も対策があります。ブースターと高利得アンテナを使います。ブースターとは電波を増幅する装置です。高利得アンテナとは電波を受信する能力が高いアンテナです。

実際はブースターと高利得アンテナの組み合わせになるケースが多いかと思います。機器の組み合わせはアンテナ工事の専門会社に相談してください。

機器の故障

機器の故障が疑われる時はまずテレビを調べてみましょう。テレビはデジタル機器で、デジタルに起因するトラブルが多くあり、設定などで解決する場合もあります。

  • B-CASカードの挿入の確認や抜き差しをする
  • チャンネル設定・スキャン
  • テレビ本体の再起動(リセット)

これらの方法はテレビの取扱説明書にも書かれていますが、電翔のWebサイトにも掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。

テレビが映らない!不具合の原因と対処方法

アンテナ関係機器の故障の場合は、的確な調査や修理が難しいのでアンテナの専門会社に相談してください。

アンテナの向きが変わった

安全なベランダなどにアンテナが設置されている場合は、ユーザーでアンテナを調整することは、不可能とまではいいません。しかし、アンテナ直下に人がいたり、自動車が駐車してあったり、アンテナを転落させるリスクがある時は専門会社に依頼する方が無難でしょう。

地上デジタル放送のアンテナで向きが変わるのは、八木アンテナがほとんどです。高性能で素子の数が多いものほど、向きの変化にシビアです。建物の屋根など高いところに取り付けられていることが多く、方向調整も難しいため専門会社に依頼してください。

アンテナレベルを上げる方法|まとめ

「まとめ」と書いたイラスト

アンテナレベルを上げる方法は、大別するとユーザーでできることと、専門会社に依頼した方がよいことに分けられます。

ユーザーでできることは、壁のアンテナコンセントからテレビのアンテナ端子までの接続状況を確認すること。アンテナケーブルを延長してテレビを観ようとしているのであれば、損失の少ないアンテナケーブルに替えてみること。テレビ本体の初期スキャンなどがあります。

技術的に難しいことや高所作業など危険を伴う作業は、専門会社に依頼した方がいいでしょう。

たとえば、壁のアンテナコンセントからアンテナ本体までの調査などは、技術的に難しいので、専門会社に依頼しましょう。これらの調整には専用の測定器を使うこともあります。

その他、弱電界地域での高利得アンテナやブースターの機器選定も、技術的なノウハウを必要とするので専門会社に依頼した方が間違いありません。

また、アンテナ本体の方向調整なども、安全上専門会社に依頼した方がよい作業です。アンテナ自体高所に設置されているケースがほとんど。普段、高所での作業に慣れていない人が、高所作業することはとても危険です。

屋内でもアンテナケーブルは天井裏などに設置されています。脚立からの転落事故も非常に多いので、不安があれば専門会社に依頼しましょう。

技術的に無理をすると、故障している範囲を広げることもあります。また、不要な材料を購入するなどして、結果的に修理代が高くなってしまったという話もよく聞きます。安全上で無理な作業をすると、けがをしてしまう恐れもあるのです。

また、中には何から手をつけたらよいかわからない人もいるかも知れません。そのような場合は、アンテナ工事の専門会社電翔に相談することがおすすめです。下記のページより相談料無料でメール相談を24時間受け付けています。また、フリーダイヤルでも受け付けています。ぜひ、ご活用ください。

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電翔は、関東を中心にテレビアンテナ工事を行っている専門業者です。アンテナ工事士資格を持ったスタッフが、アンテナの新設のほか、修理・修繕・移設など、様々なテレビアンテナ工事に対応。アンテナ工事信用保証協会の理事も務め、工事後のアフターフォローも万全です。テレビアンテナ工事をご検討中の方は、お気軽に電翔にお問い合わせください。

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