こんにちは、テレビアンテナ情報局です。
ある日急にテレビが映らなくなった！という事態が起こることがあります。原因は、テレビ本体も故障も考えられますが、電波の受信設備であるテレビアンテナやその周辺機器の場合もあります。
そんな時によくテレビ画面に表示されるのが「E202」というエラーコードです。この記事ではテレビが映らなくなり、「E202」と表示された場合の対処方法を紹介します。
テレビのエラーコードとは
エラーコードとは、何らかのトラブル＝「エラー」を、数字＝「コード」であらわした番号です。
テレビやレコーダー、パソコンなどの電子機器が作動する仕組みは、内部のシステムが正確に信号を送り、それを受信することで正常に動くようになっています。ですが、この信号がなんらかの理由でうまく伝わらず、求められた動作をしない場合にこういったエラーコードが表示されます。
エラーの内容はコードごとに分類されているので、エラーコードの内容を調べることでその原因にたどり着くことができるでしょう。
テレビに表示された「E202」というコードの意味は
テレビに表示されるエラーコードは数種類ありますが、その中でもよく見られるのが「E202」というエラーコードです。テレビをつけても番組が映らず、「E202｝という表示が映し出されます。
テレビメーカーによっては違いますが、
・受信できません。アンテナの設定や調整を確認してください
・放送が受信できません
・信号が受信できません
といった文言が一緒に表示されることが多いようです。
E202エラーが出た場合には、テレビに電波信号が届いていないためにエラーが起きていることがわかります。なので原因を解決することで視聴不良は直すことができます。
どうして「E202」エラーが表示されるの？
E202エラーが表示される理由として、いくつかの原因が考えられます。
①アンテナの角度のズレや故障
※画像；アンテナの画像。電翔素材で。
テレビアンテナは「指向性アンテナ」といい、特定の方向からの電波を受信する仕組みになっています。そのため、アンテナの向きや角度がずれてしまった場合、電波の受信ができなくなってしまうことがあります。
よくある要因は、台風や大雪、大雨、落雷など自然災害です。アンテナが風に煽られて位置ずれを起こしたり、倒壊したり、落雷で配線がショートしたといったことが原因となる場合もあります。
②周辺環境の変化による電波障害
周辺環境の変化によって、E202エラーの症状が発生する場合もあります。家と電波塔を遮るような形で大きな建物ができたり、数年たって木々が成長して電波を遮ってしまうなどの要因が考えられます。
こういった場合は、一軒だけでなく周辺の家にも同様の傾向が生じている可能性もあります。
③室内のケーブル接続の異常
室内の模様替えや大掃除後に起こりがちなトラブルです。テレビやレコーダーの配線を外し、間違えた場所に接続してしまうと、テレビ電波がきちんとテレビに届かなくなってしまいます。
心あたりがある場合は、再度確認をしてみましょう。自分で直すことができるので、すぐにトラブル解消が見込めます。
④B-CASカードの不具合、接触不良
B-CASカードとは、デジタル放送受信機に挿入する赤いICカードのことです。暗号化された電波信号を映像として画面に映し出すために必要なカードです。
多くの場合、テレビの背面にB-CASカードがすでに挿入されています。ICチップに傷がついてしまったり、接触不良などが原因の場合は、一度取り出し、再挿入を試みてください。
⑤チャンネルスキャンの不具合
地上デジタル放送は地域ごとにチャンネルの周波数が違います。新しくテレビを使い始める場合や引っ越しをした際には、チャンネルスキャン（チャンネル設定）が必要です。
急なテレビの視聴不良の場合も、再度スキャンをし直すことでテレビが映るようになる場合があります。
「E202」エラーがでたときの対処方法について
これまで紹介したエラーのうち下記が原因の場合は、比較的簡単な作業なのでまずは自分で試してみるのがおすすめです。
③室内のケーブル接続の異常
④B-CASカードの不具合、接触不良
⑤チャンネルスキャンの不具合
もし上記の方法を自分で直すことができれば、おそらく無料または低コストで解決することが出来るでしょう。
「E202」エラーがどうしても直らない場合は？
そんな時には、テレビアンテナ工事専門業者への相談がおすすめです。
特に
①アンテナの角度のズレや故障
②周辺環境の変化による電波障害
は、自力で解決するのは難しい分野になります。高所でのアンテナの方向調整作業や、周辺環境を加味したアンテナの移設作業は専門のスキルが必要です。
また、
③室内のケーブル接続の異常
④B-CASカードの不具合、接触不良
⑤チャンネルスキャンの不具合
これらの不具合を自力で解決できなかった場合も、専門業者の出番になります。
アンテナ設置の際に依頼した業者に相談するのがおすすめです。もしどこに頼んだか忘れてしまったり、希望日時に予約が取れない場合は、他社でも快く修理対応をしてくれるはずです。
最近では修理系に特化した業者もあります。部品や機材の総交換を安易に勧める業者は注意が必要です。
「E202」エラーの解消のためにアンテナ工事業者を選ぶ場合も、悪徳業者には引っかからないよう気をつけましょう。
最後に：テレビが映らない「E202エラー」の対処はどこに頼む？
アンテナの新規設置時だけでなく、テレビの視聴不良なども相談がしやすいと評判なのが「アンテナ工事の電翔」です。
年間1万棟近くのアンテナ設置実績があるため、いろいろなトラブルへの対処実績も豊富です。
電翔ホームページ内のブログにも、日々アンテナの修理やトラブル解決実績が掲載されています。いろいろな案件とみると、「使える部品はそのまま活かす」という姿勢を感じられます。
悪徳業者などが何も知らない消費者に高額な工事をすすめるような事件がある中、電翔さんのお客様によりそった工事の姿勢は安心できる方も多いのではないでしょうか。もちろん、トラブルを機に古くなったアンテナを総取り換えしたいといった希望にもこたえてくれますよ。
戸建て物件でＥ202エラーが発生してお困りの方は、ぜひ問い合わせてみてはいかがでしょう。
集合住宅の方は管理会社や大家さんにご相談の上、電翔へのお問い合わせがおすすめです。
テレビアンテナ情報局では、アンテナ工事に関する役立つ情報を配信中。
次回の更新もお楽しみにお待ちください。
