BSアンテナ

BSが映らない!自分でできる対処方法は

BSが映らないトラブルは、BSアンテナからテレビの間に原因があります。BSアンテナは高所にあることが多く、テレビも調整できるところはほとんどありません。この記事では、自分でできる対処方法をまとめています。本文内にも書いていますが、BSアンテナは高所にありますので、アンテナの作業は、安全のため専門家にお任せください。

BSが映らない|自分で確認できるポイント

「CHECK」の文字

BSが映らないトラブルはまず、身近なテレビから順に確認を進めていきましょう。

B-CASカードの抜けなど

まず、テレビ本体にB-CASカードが正しい向きで、しっかりと奥まで差し込まれているか確認しましょう。今まで正常にB-CASカードが読み込まれていても、汚れなどで接触不良を起こしていることも考えられます。

接触不良の場合、B-CASカードを数回抜き差しすることで、BSが映るようになることもあります。また、B-CASカードのICチップの部分をメガネ拭きなどの柔らかい布で掃除することも効果的です。

テレビとアンテナケーブルの接続

次に確認する箇所は、テレビとアンテナケーブルの接続です。壁に設置されたアンテナ端子からテレビのアンテナ端子まで、しっかりとアンテナケーブルが接続されているか確認してください。テレビ側には「BS/110度CS IF入力」と「VHF/UHF入力」の端子があります。BSのアンテナケーブルが「BS/110度CS IF入力」の方に接続されていることを確認してください。

また、アンテナケーブルの両端はコネクタに加工されています。そのコネクタの中央に芯線と呼ばれる導体があり、この芯線が歪んだり、折れたりしていると受信できないことがあります。

アンテナ関係のトラブル

台風や強風の後、BSが映らなくなった場合は、アンテナの向きが強風により変わってしまったと考えて間違いないでしょう。このように明確にアンテナ関係のトラブルであることがわかれば、アンテナ工事会社に修理を依頼するとよいでしょう。

BSアンテナの方向調整はシビアです。また、アンテナは高所に設置されていることが多いので、専門家に任せた方が安全上からも間違いありません。

BSが映らない|自分でできる受信レベルの確認

衛星とアンテナのイラスト

BSが映らない時、テレビのリモコンを使って操作すれば、テレビが受信しているBSの受信レベルが表示できます。また、テレビの取扱説明書に適切な受信レベルが記載されています。適切な受信レベルに満たない場合はテレビに到着する電波が弱くなり、BSが映りません。また、逆に受信レベルが強すぎると映像にノイズが出たり、映らなかったりすることがあります。

BSアンテナが正常で、電波が弱いのであれば、ブースターで増幅可能です。また、テレビに到着する電波が強すぎればアッテネーターで電波を弱くします。ブースターやアッテネーターでの電波の調整は専門家でないと難しいので、アンテナ工事の専門会社に取り付けを依頼してください。

BSが映らない|エラーコードを確認する

「ERROR」「エラー」のイラスト

BSが映らない時、同時にテレビに「E202」などのエラーコードが表示されると思います。BSが映らない原因を特定する時に参考にできますので、メモして残しておいてください。

また、次の記事でエラーコードの詳細を紹介しています。ぜひ、参考にしてください。

テレビに突然エラーコード!自分でできる初期対応!

BSが映らない|自分でできる外観点検

BSが映らない時は、地上から見える範囲内でBSアンテナの状態を確認してください。強風の影響などでBSアンテナ自体が破損していた場合は、アンテナの取り替えが必要です。また、BSアンテナに折れた木の枝などがかかっている場合も大幅に電波が弱くなります。

BSアンテナは衛星の方向に合わせて調整されています。BSアンテナはわずかでも角度が変わると衛星からの電波を受信できません。そのため、地上からわかるくらいBSアンテナの角度がずれていたら、再度方向調整しなければなりません。

また、BSに使われている12GHzの電波は直進性が強く、BSアンテナの前に電波を遮るものがあると、著しく受信する電波が弱くなります。BSアンテナの前に庭木が茂り、電波が弱くなった例もあります。

また、BSアンテナから衛星の方向に建物が建設され、電波が遮へいされることも。このような場合、BSアンテナの取り付け箇所を変更するなど総合的な対策が必要になります。

このように地上から見える範囲内でBSアンテナ自体や周囲の状況を把握しておくとよいでしょう。ただし、BSアンテナは高所に設置されていますので、自分で作業しないでください。高所でのBSアンテナの方向調整は簡単な作業ではありません。

BSが映らない|まとめ

屋根の上に設置されたBSアンテナ

BSが映らない時、ご自身でできることはテレビでの確認とBSアンテナの外観を確認することです。テレビに表示されたエラーコードや受信レベルで、テレビが故障しているかBSアンテナのトラブルか判断できます。

テレビ本体が原因でBSが映らない場合は家電量販店に。アンテナが原因でBSが映らない場合はアンテナ工事会社に修理を依頼することになるでしょう。

しかし、機械に強い方以外はなかなか自分自身で、どちらに連絡したらよいか判断ができないと思います。そんな時はアンテナ工事の専門会社電翔に相談されることをおすすめします。テレビの故障かアンテナの故障か判断できるでしょう。

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アンテナの方向が目に見えて変わっているのを見ると、自分で修理をしたくなると思います。しかし、慣れない高所でのアンテナの方向調整は難しいものです。アンテナの工事は、ぜひ、プロに任せてください。

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電翔は、関東を中心にテレビアンテナ工事を行っている専門業者です。アンテナ工事士資格を持ったスタッフが、アンテナの新設のほか、修理・修繕・移設など、様々なテレビアンテナ工事に対応。アンテナ工事信用保証協会の理事も務め、工事後のアフターフォローも万全です。テレビアンテナ工事をご検討中の方は、お気軽に電翔にお問い合わせください。

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