こんにちは、テレビアンテナ情報局です。
リフォームや水道工事、害虫駆除など、住宅設備工事に関する工事では悪徳業者の噂は絶えません。もちろんそういった業者は全体のほんの一部ですが、私たちも詐欺にあわないように悪徳業者の手口を知っておくのも重要です。
この記事では、特にアンテナ工事において詐欺につながりやすい事例や実際に金額の請求をされてしまった事例などを紹介します。
テレビアンテナ工事で詐欺にあわないようにするために、ぜひ参考にしてみてください。
こんな業者は要注意!悪徳業者と思われるテレビアンテナ工事業者5ケース
アンテナ工事業者への依頼は、新築へのアンテナ設置や元々使っているアンテナの故障・トラブルなどの際に行われることが多いでしょう。
アンテナ工事の場合、依頼を受けた業者は実際に現場に訪問し、工事を行い、それにかかる費用を依頼者へ請求する流れとなります。何に費用が掛かるのか、どういった金額がかかるのかを不審に思った際には注意が必要です。事前によくあるパターンを把握しておけば被害を防ぐこともできます。
この記事では当サイトによせられた、悪徳業者と思われるテレビアンテナ業者のトラブル5ケースを紹介します。
ケース①工事当日に値段が倍以上になってしまった
「予約時に電話で概算の金額を聞き、安かったのが決め手で依頼をすることになりました。実際に当日工事をお願いし、お支払いの段階になってびっくり。倍以上の金額になっていました。工事は済んでいるので諦めてお支払いをするしかなかったです。」(埼玉県30代男性)
こういったケースは、テレビアンテナ工事以外にリフォーム、水道・トイレ工事などでもよく耳にするパターンです。
悪徳業者は依頼を受けるために安く提示して、実際にはそれ以上の金額を請求することで利益を上げる目論見があります。
テレビアンテナ工事の場合、自社の価格設定や過去の工事事例を参考に概算金額を算出することは可能です。ですが一軒一軒状況は違うので、どうしても工事当日に金額が変更になる場合があります。
工事前に再度見積もりの提出を依頼できること、その結果をみて工事の可否を判断できるかを予約時に聞いておくのが良いでしょう。そういった対応が難しいという場合は、上記のようなトラブルに発展する可能性があります。
ケース②当日キャンセル料無料のはずが費用を請求された
「当日の見積り内容をみて、予算に合わなかったのでキャンセルすることにしました。現場でのキャンセル料はかからないとHPに書いてあったのに、違う項目で支払いを請求されてしまいました」(神奈川県50代女性)
テレビアンテナ工事は、設置に使う部材だけでなく、現場までの交通費や設置作業への技術力・労力など人件費といったコストがかかっています。そういった目に見えない部分のサービスも生じているため、業者によって請求項目や価格設定が異なっているのです。
「キャンセル無料」といわれると安心感は持てますが、その代わりに「交通費」「出張費」などの項目で請求がかかる場合があるのがこのケースです。悪徳業者の場合、一般の方にはわかりにくかったり、気づきにくい項目で請求をしてくるので注意が必要です。予約段階で説明があり、了承の上での依頼なら問題はありませんが、無料と謳いながら当日急に請求が発生してしまうのは悪徳業者の常套手口とも言えるでしょう。
キャンセル無料でも出張費の請求があるか、など事前に聞いておくのがトラブル回避の秘訣です。
ケース③必要のない部分も工事を行ったのでは?という不信感を感じた
「実家の母に代わって業者を手配しました。当日は私は立ち会えないため予約時に詳細を説明しましたが、現場をみてアンテナの総交換の必要があるといわれて工事を行ったそうです。母の話をきくとそこまで大掛かりな工事は必要だった?と不信感をもってしまいます(東京都40代男性)」
実家のアンテナメンテンナスを家族が代わりに手配することも、アンテナ工事ではよくあるパターンです。その代わり依頼をした本人が当日立ち会えず、高齢のご両親が立ち合いをされる場合もよくあります。
修理、故障の場合も、実際にはどの程度の作業・費用が必要かは現場での調査結果によって変動する可能性があります。
ブースターや配線交換だけの場合は比較的安価に済みますが、アンテナ設備の総取り換えの場合は高額になるケースが多いです。悪徳業者は、不要な工事まで勧め、金額を請求するのという手口を使うことがあります。
予期せぬ出費や不信感の残る工事を防ぐためには、工事前に明確の金額の提示や、場合によっては工事の可否を判断できる方へ事前連絡をしてくれるアンテナ工事業者が安心できるでしょう。
ケース④現場見積もりで何もしなかったのに請求が発生した
「見積りに来たけど、家の周りを歩いて”この地域では無理ですね”と言われました。立地上の問題もあるので設置できないのは仕方ないですが、大して調べていないのに出張料金を請求されたことに納得がいきません(栃木県40代男性)」
アンテナ工事においてテレビアンテナの設置位置は重要です。ノイズが発生してしまったり視聴トラブルが発生することは、自社のクレームにもつながってしまうからです。
アンテナ工事の専門業者は、通常、電波測定用の機材を持ち歩いています。その計測数値をみて、設置場所や設置の可否を判断しています。もちろん高い建物のある都心部や住宅街、土地に高低さがあり窪地になっている山間部ではテレビ電波の受信が難しいパターンもありますが、どんな案件でも屋根上で計測作業を行い、きちんとその数値を報告してくれる業者であれば出張費が発生しても問題はなかったでしょう。
現場見積もりの杜撰な対応は問い合わせ時に見抜くことは難しいので、合わせて「口コミ」をネット検索してみるのもおすすめです。
ケース⑤個人情報漏洩の心配
「アンテナ工事の問合せ後から、全然知らないリフォーム会社や工事関係の会社から提案の営業電話がくようになってしまった。個人情報が漏れているの?(東京都50代男性)」
身に覚えのない会社からの営業電話と、アンテナ工事会社へのお問い合わせ時期が重なると不審に思ってしまいますよね。
同じアンテナ工事業者からの提案であれば問題はありませんが、別会社に個人情報が流れているのでは?と感じる場合もあるかもしれません。個人情報は重要な資産のため、悪徳業者は別の業者に個人情報を売っている可能性も否定はできません。
また、こういった電話やメールの対応は、興味がない場合はこちらに心理的にも負担がかかる一方です。
お客様の情報を適切に管理している企業として「Pマーク」を所得している企業が一つの目安になります。経営体制のしっかり整った大手アンテナ工事業社では、Pマークを所得し情報管理体制を徹底しているようです
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もちろん悪徳業者と呼ばれる業者は、アンテナ工事業界のなかでもとても稀な存在です。多くの方がご自身の納得のいく業者と出会い、無事アンテナ設置を完了されています。
ですが万が一悪徳業者に火かかってしまった場合、テレビアンテナ工事では工事費用といった金銭面でのトラブルにつながる傾向があります。
事前に見極められる場合もありますが、訪問時に「悪徳業者かも?」と思った際には、工事を行わずに一度契約内容を考える時間をもってみるのがおすすめです。
テレビアンテナ情報局のおすすめの業者
これまで紹介した内容から、当サイトでは株式会社電翔をおすすめします。
当日金額が変更になる場合は、施工の前に再度費用の説明を徹底しているそうです。また、どんな案件でも実際の設置想定位置に梯子をかけて丁寧に電波調査を行ってくれるのも安心材料の一つになるでしょう。設置ができる場合もできない場合も、測定数値を教えてくれるので納得できる対応を望めると思います。
株式会社電翔では実際に行ったアンテナ工事の様子をブログで毎日更新しています。修理やトラブルに対する対応もどういった経緯でその内容で工事を行ったか書いてあるので安心できますね。
アンテナ工事の機会は一生に一度という方も多いはず。
悪徳業者に引っかからないように、ぜひこの記事を参考に、安心・信頼のできるアンテナ工事業者を探してみてください。