4K放送には無料で観られるチャンネルと、チャンネルごとに契約をして視聴料を払う有料チャンネルがあります。この記事では、4K放送の無料チャンネルと有料チャンネルについて紹介します。また、現在4K放送の無料チャンネルだけを観ている方が、有料チャンネルを観るために必要となることについても紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
4K放送は無料で観られる?
4K放送が地上波デジタル放送のようにすべて無料で観られるかというとそうではありません。もちろん、無料で観られるチャンネルもあります。しかし、個別に契約を必要とする有料チャンネルもあります。
4K放送には有料チャンネルと無料チャンネルがある
4K放送は無料チャンネルと有料チャンネルがあります。以下は4K放送のチャンネル一覧表です。
放送方式 | チャンネル名 | 視聴料(税抜き) |
---|---|---|
BS左旋 |
NHK BS 8K | NHK BS契約 |
ショップチャンネル 4K | 無料 | |
4K QVC | 無料 | |
ザ・シネマ 4K | 900円/月 | |
WOWOW 4K | WOWOW契約者無料 | |
CS左旋 |
J SPORTS 1
J SPORTS 2 J SPORTS 3 J SPORTS 4 |
2,286円/月 |
日本映画+時代劇 4K | 900円/月 | |
スターチャンネル 4K | 2,500円/月 | |
スカチャン1 4K | スカパー!4Kチャンネル契約者無料 | |
スカチャン2 4K | PPV(番組ごとに550円から) | |
BS右旋 |
NHK BS 4K | NHK BS契約 |
BS朝日 4K | 無料 | |
BS-TBS 4K | 無料 | |
BSテレ東 4K | 無料 | |
BSフジ 4K | 無料 | |
BS日テレ 4K | 無料 |
無料チャンネルはBS右旋に多い
4K放送の放送方式は、「BS右旋(右旋円偏波)」「BS左旋(左旋円偏波)」「CS左旋」の3種類があります。4K放送の無料チャンネルは上表の通り、BS右旋に多いことがわかります。
有料チャンネルはBS左旋・CS左旋に多い
視聴をするにあたり契約を必要とする4K放送の有料チャンネルは、BS左旋・CS左旋を使っています。
4K放送の無料チャンネルのみを観る場合
4K放送の無料チャンネルは、従来のBSデジタル放送と同じ右旋の電波を使っているので、4Kテレビ(4Kチューナー内蔵のもの。以下同じ)とBSデジタル放送のアンテナで受信できます。しかし、BSデジタルのアンテナでは、BS左旋・CS左旋の電波は受信できません。
4K放送の無料チャンネル以外も観たい場合
4K放送を観ようと4Kテレビを買われた方には、ぜひ、BS右旋のチャンネルだけでなく、チャンネルごとに個性があり魅力的な他の4K放送のチャンネルも観て欲しいと思います。
そして、すべての4K放送を楽しむためには、BS左旋・CS左旋の電波を受信できるようにしなければなりません。そのためには、アンテナを新4K8K衛星放送アンテナに取り替える必要があります。新4K8K衛星放送アンテナは、従来のBS右旋の電波に加え、BS左旋・CS左旋の電波を受信できるアンテナです。
また、左旋の電波は、今までよりも高い周波数を使って、アンテナから4Kテレビに信号を送ります。このため、高い周波数に対応したアンテナケーブルの工事が必要です。詳しくは以下の記事で紹介していますので、是非ご覧ください。
4K放送有料チャンネルの魅力(記事まとめ)
4K放送は無料でも楽しめます。しかし、有料チャンネルが観られれば、その楽しみの幅が拡がることは間違いないでしょう。4K放送の有料チャンネルは、映画・スポーツなどに特化したものが多いことも魅力です。ぜひ、4Kテレビを購入されたら、新4K8K衛星放送アンテナを設置して、有料チャンネルも楽しんでいただきたいと思います。
また、4K放送を受信するためにはアンテナから4Kテレビ間のアンテナケーブルの工事が必要です。今はリビングに4Kテレビが1台だったとしても、将来には各部屋で4K放送を観たい。そのようなニーズがあれば、アンテナ工事の範囲が大きく変わります。何度もアンテナ工事を繰り返すより、一度に工事をした方がトータルの費用は安くなるでしょう。
4KテレビはECサイトや大手家電量販店で購入される方も多いかと思います。しかし、アンテナ工事は専門性が高い分野です。実際に視聴する人のスタイルで工事範囲・工事費用も大きく変わります。そのため、アンテナ工事は、アンテナ工事の専門家に相談することを強くおすすめします。実際に現場を見てもらい相談すれば、よい提案が聞けるでしょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。