テレビの寿命についてお調でしょうか?本記事では、テレビの種類やメーカーごとに「どれくらいの時間で寿命を迎えるのか?」「どのようなサインや症状が寿命なのか?」など様々な角度から分かりやすく解説。ぜひ、買い替え時期や使用年数の目安としてお役立てください。
なお、テレビの映りが悪くても一概に寿命とは言えません。アンテナなど周辺機器の寿命や故障なども原因として考えられます。お困りでしたら専門店の電翔で診断調査いたしますので、お気軽にお声かくださいませ。
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テレビに限らず家電製品の多くは正確に寿命が指定されていませんが、過去のデータから新品購入から故障して使えなくなるまでの期間を平均的にみると液晶テレビで約8年です。
ただし、テレビの種類、メーカー、使用環境などによって寿命は異なりますので、条件ごとに解説します。
現在、製造販売されているテレビは液晶テレビと有機ELテレビで、それぞれ寿命が異なります。以下に過去に販売されていたプラズマテレビの寿命とともに種類ごとの寿命(時間)と年換算を表にまとめました。
テレビの種類 | 寿命(時間) | 寿命(年換算) |
---|---|---|
液晶テレビ | 約60,000時間 | 約7年 |
有機ELテレビ | 約30,000時間 | 約3~4年 |
プラズマテレビ | 約100,000時間 | 約11年 |
表からもお判りいただけるとおり、プラズマテレビが断トツで寿命が長く、製造終了の2014年前後に購入された方は現役で使用されているケースも多いです。
また、現行の液晶テレビは寿命が有機ELテレビよりも長いため、1日あたりの視聴時間が長い場合は液晶テレビを使用した方が長持ちします。
メーカーごとにテレビの寿命は、各社が公式に発表していないため、ユーザーの声から以下の表にまとめました。
メーカー | 寿命の目安 |
---|---|
パナソニック | 7~8年 |
シャープ | 8~9年 |
ソニー | 8年 |
東芝 | 7~8年 |
国内主要メーカーに絞って寿命を表していますが、各社とも寿命に大きな変動はなさそうです。
テレビの寿命の長さが大きく左右する要素は、なんといっても使用環境です。人間に例えれば、一般的に乱れた生活よりも規則正しい生活を長年送っている方が寿命も長くなりやすいようにテレビにも同じことが当てはまります。
テレビの主な使用環境は時間、室温、湿度などです。時間でいえば、1日あたりのテレビの視聴時間が長ければ長いほど、寿命が短くなります。
また、室温は一般的にテレビの電源部の動作温度0~40°と推奨されているため、この範囲外で使用する時間が長いほどダメージが大きくなり、寿命も短くなりやすいです。
特に寒冷地で冬季に室温が氷点下まで下がる環境下ですと、暖房をつけるよりも先にテレビをつける回数が多いと寿命も短くなってしまいます。
さすがに40°を超える室温で視聴される方はあまりいないかと思われますが、テレビに直射日光が当たる時間が長いと優に40°を超える環境に当てはまるため、設置場所によっても寿命が左右されやすいです。
同様に湿度は、結露がない状態で10~80%が推奨されているため、寿命を短くしないためには、極力この範囲内でテレビの電源を入れることをおすすめします。
なお、記載の推奨動作温度および室温は、参考値のため、ご使用中のテレビについては、取扱説明書の仕様書等に記載内容をご参考になさってください。
冒頭、テレビの寿命は約8年とお伝えしましたが、一部で20年とも言われています。その理由は、テレビの種類ごと寿命の項目でご紹介した時間によるものです。
液晶テレビは寿命が約60,000時間で年換算すると約7年ですが、これは常に電源を通電した状態を指します。当然、留守中や就寝中は電源をオフにしているはずです。
仮に電源を入れていない時間を差し引いて1日8時間使用すると単純計算でテレビの寿命は20年になります。これがテレビの寿命が20年といわれている理由です。
ただし、寿命が20年というのはあくまで画面パネルに対しての理論値です。他のパーツの耐用年数も考慮すると、やはり8年前後が妥当といえます。
ここでは、テレビの寿命のサインと症状について詳しく解説します。よくあるパターンは以下のとおりです。
・テレビ画面の映りの異常
・テレビ音声の異常
・テレビの異臭
・テレビ電源の入電不能
テレビ画面の映りに明らかに異常を感じる場合は寿命の可能性が高いです。例えば、画面の明るさが一定でなく、全体または一部分が薄暗くなっていたり、いままでなかった線がはいっていたりといった症状は寿命のサインともいえます。
特に液晶テレビはバックライトというパーツが搭載されていて、劣化や故障をしてしまうと、画面が正常に映らないというトラブルが発生しやすいです。
なお、画面が正常に映らず、「E202」などエラーメッセージが表示されている場合は、一概にテレビの寿命とは限りません。テレビ電波を正しく送受信できていない場合の表示メッセージのため、アンテナ本体や周辺機器にトラブルを抱えている可能性も考えられます。
もし、E202などテレビ電波受信の問題が疑われるようでしたら、アンテナ専門店の電翔にお任せくださいませ。原因調査から解決まで迅速対応いたします。
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テレビの映像は問題なく映り、消音にしているわけでもないのに、音声が小さいまたは全く聞こえないというトラブルは、テレビ搭載のスピーカーの故障が疑われます。
特に購入から8年以上経過している場合は、テレビの寿命が疑われます。
テレビから焦げ臭いなどの異臭を感じたら、配線のショートなどの可能性が高いです。
そのままテレビに電源を入れたままですと、火災を引き起こすなどの重大事故に繋がる恐れがありますので、直ちに電源を切って、電源プラグを抜いて通電しないようにしてください。
電源コードが正しく挿入されていて、他の家電製品が通電しているにもかかわらず、テレビのみ電源は入らない場合も寿命を迎えている可能性が高いです。
電源系統のパーツが故障してしまうと、電源コードを差し込んでも電源ランプが点灯せず、ONボタン押してもテレビがつきません。
万が一、テレビの寿命が疑われる場合は次の方法で対処可能です。
・テレビの再起動
・テレビの修理
テレビの異臭以外の症状の場合は、いったん電源を切って、電源コードを抜いて数分などある程度時間を置いた後、再び電源を入れてみてください。症状が回復する可能性があります。
ただし、すぐに症状が再発する場合は、寿命を迎えていて一時的に回復しただけの可能性が高いです。
ご自身の対応で回復が期待できない場合は、修理が必要です。修理はメーカーや購入先にて受け付けています。ただし、テレビの修理は基本的に部品交換のため、メーカーの部品保有期間が過ぎている場合は依頼できません。
また、部品保有期間であっても故障個所によっては、テレビを新品で購入した方がコスト的に安いケースも多いです。
そのため、メーカーの保証期間内や購入先の独自の延長保証期間内の故障であれば、負担なく修理ができます。
テレビをできるだけ長く使用ために、以下の寿命を延ばす方法をご紹介します。
・高温多湿を避ける
・長時間使用を控える
・小まめな手入れ
テレビの使用環境ごとの寿命の項目でもお伝えした通り、テレビは動作温度0~40°、動作温度10~80%が推奨されているため、この範囲外での使用は寿命を短くします。
直射日光があたりにくく、湿気が多い部屋にテレビを置かないなど工夫することで改善可能です。
見ていないのにテレビをつけっぱなししないなど、長時間の使用をさけるのも寿命を延ばす方法として効果的です。
電源が入ったままの状態ですとテレビを稼働させていて部品の消耗や劣化スピードも速くなります。
例えば、寝落ちのようにテレビがつけっぱなしになる状態が多い場合は、オフタイマー機能を活用するなどで長時間使用を避けられます。
時々、テレビに付着した埃を拭き取るなど小まめな手入れを行うことも寿命を延ばすことが期待できます。
特に埃がテレビの内部にたまってしまうと、熱がこもってしまいパーツの劣化のスピードを速めてしまう可能性が高いです。
ぜひ、部屋の掃除の際に合わせてテレビの手入れも行ってください。
テレビの視聴トラブルは寿命のみが原因ではありません。特にアンテナで視聴している場合は、電波の送受信が正常にできていないケースも多いです。
なかなか原因の特定が難しく、お困りでしたらアンテナ工事のプロ集団の電翔へお任せくださいませ。これまで数多くのテレビ視聴トラブルを解決した実績があります。
まずは簡単なご相談からでも、下記よりお問い合わせくださいませ。専門のスタッフがお客様に寄り添ってご対応いたします。
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テレビの寿命に関するよくある質問をQ&A形式でご紹介します。
テレビの寿命を考慮すると、1日あたりの視聴時間が短い場合は有機ELテレビ、逆にテレビ視聴頻度が高い場合は液晶テレビがおすすめです。
また、画質にこだわりをお持ちであれば、液晶よりも高画質の有機ELテレビの方が綺麗です。明るさの調整の手軽さや、液晶では難しかった黒色の再現も可能といった特徴が有機ELテレビにあります。
寿命は液晶テレビで約60,000時間、有機ELテレビで約30,000時間といわれています。あくまで理論値(カタログ値)のため実際は8年前後が寿命で、つけっぱなしにする時間が長ければ、これよりも短くなる可能性が高いです。
テレビ画面の映りが悪くなる、音が聞こえづらくなる、電源が突然落ちることがたびたびあるなどの症状が現れると寿命の前兆と判断可能です。
ただし、何の前触れもなく突然故障する場合もあります。
有機ELテレビは液晶テレビのように家電リサイクル法に基づいた処分ができないため、各自治体の粗大ごみなどで捨てられます。
ただし、2023年12月の政府閣議決定により、2024年4月からは液晶テレビと同様に家電リサイクル法に基づいた方法で処分可能です。
テレビの買い替えの際は、使わなくなったテレビの処分が必要です。基本的には新しいテレビを購入した際に家電リサイクルとして引き取ってもらいます。
また、使用可能なテレビであれば、リサイクルショップやフリマサイトなどでの売却も可能です。
なお、ケーブルテレビや光テレビをご契約中でしたら、ランニングコストの見直しとして視聴環境をアンテナに切り替えるのもおすすめです。アンテナなら月額無料でお得にテレビが見られます。
切り替え工事はアンテナ専門店の電翔で行っていますので、お気軽にご利用くださいませ。
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テレビの寿命は種類や使用環境によって異なりますが、概ね8年前後です。ただし、使用方法や日常のメンテナンスに気を配ることで、寿命は延ばせます。
ちなみに筆者所有の液晶テレビは、2011年製ですが2024年1月現在でも快適に使用できています。約13年になるわけで平均的な8年と比べて5年も長く使えていることを考えれば使用環境次第といえるでしょう。
なお、テレビの寿命以外の視聴トラブルは、アンテナや周辺機器の故障や不調が原因の可能性が高いため、専門業者にご相談くださいませ。アンテナ関連であれば、専門店の電翔がご対応いたします。まずは簡単なご相談からでも下記よりお気軽にお問い合わせくださいませ。
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