テレビアンテナケーブルのつなぎ方が分からずお困りではないでしょうか?本記事では、正しい接続方法をアンテナ工事のプロが分かりやすく解説します。端子の種類ごとにテレビアンテナケーブルのつなぎ方をご紹介していますので、ご自身の環境と照らし合わせてご参考になさってください。
テレビアンテナケーブルのつなぎ方を今すぐ解決する
Contents
テレビアンテナケーブルは正しく接続しないと番組が映りません。もしくは映像に乱れが乗じるなどの視聴トラブルを引き起こす原因になる場合もあります。こうした問題は適切な手順を踏まえることで解決します。
▼テレビアンテナケーブルの正しいつなぎ方手順▼
①テレビアンテナケーブルの種類の確認
②壁面テレビ端子の種類の確認
③テレビと壁面端子にケーブルを接続
各手順を詳しくみてみましょう。
なお、正しい接続にはテレビアンテナケーブルや壁のアンテナ端子の種類の把握も必要です。まずは、備え付けのアンテナ端子の種類をご確認ください。
テレビアンテナケーブルは同軸ケーブルとも呼ばれますが、主にケーブルの太さによって2C、4C、5Cと種類がありつなぐ場所によって使い分けが必要です。
▼テレビアンテナケーブルの種類ごとの使用用途▼
種類 | 使用用途 |
2Cケーブル | テレビ回りの配線 |
4Cケーブル | 室内の配線 |
5Cケーブル | 屋外の配線 |
数字が大きくなるにつれて、ケーブルが太くなりテレビ電波が減衰しなくなる特徴があります。テレビと壁の端子につなぐ場合は2Cケーブルを使用するのが一般的です。お手元のテレビアンテナケーブルの種類が分からない場合は、電翔へお問い合わせくださいませ。
今すぐテレビアンテナケーブルの種類をチェックする
また、テレビアンテナケーブルの先端はプラグになっていて、S型、F型、L型、複合型と種類があります。
▼プラグの種類ごとの特徴▼
プラグの種類 | 特徴 |
S型 | ストレートプラグとも呼ばれるタイプで、まっすぐな形状をしているプラグです。端子にそのまま差し込んでつなぎます。 |
L型 | プラグの先端がL字になっているタイプのプラグです。L字になっている分、壁とテレビの間にケーブルを配線する際になどに隙間を少なくできます。 |
F型 | ねじ込み式とも呼ばれるタイプで壁の端子がネジ形状になっている場合に使用します。ネジになっている分、端子からケーブルが抜けにくいです。 |
複合型 | ケーブルの片側の先端がS型、もう一方がL型など異なるタイプのプラグで構成されています。 |
なお、プラグの形状によって性能事態は異なりませんが、テレビアンテナケーブルをつなぐ場所によって使用可否が分かれます。どのタイプを使用すれば良いのかご不明でしたら、電翔へご連絡くださいませ。
今すぐ使用するプラグのタイプを電翔に相談する
また、テレビアンテナケーブルの選び方については下記のコラム記事でも詳しく解説していますので、併せてご参考になさってください。
テレビアンテナケーブルは壁の端子の形状によって適切な種類を選ばないと接続できません。壁の端子は、かつてテレビアンテナケーブルを直結する直付端子やフィーダー端子が主流でしたが、現在はネジ式のF型またはネジ式でないプッシュ式が主流です。もし、ご自宅の壁の端子が直付端子やフィーダー端子の場合は、先端がプラグになっているテレビアンテナケーブルを接続できませんので、ケーブルの加工または壁の端子の交換が必要になります。ただし、壁の端子交換は、電気コンセントと一体になっているタイプの使用など種類によって第二種電気工事士資格など専門的な資格が必要です。ご自宅の壁の端子の種類がご不明の場合や交換をご希望でしたら、専門店の電翔にお任せくださいませ。
壁の端子についてアンテナ工事専門店の電翔に相談する
また、旧式の直付端子とフィーダー端子について下記のコラムでも詳しく解説していますので、ご覧の上、ご自宅の壁の端子と照らし合わせてみてください。
テレビアンテナケーブルと壁の端子の種類の確認ができましたら、ケーブルをつなぎます。特にF型の場合はネジ式になっているため、しっかり締めて抜けないように接続してください。また、視聴するテレビ電波の種類によってケーブルの接続端子が異なります。特に地デジと衛星放送(BS/CS)の端子を間違えて接続してしまうと、正常に番組が映りません。テレビ画面にE202エラーなどメッセージが表示されているようでしたら、テレビアンテナケーブルが正しく接続されていない可能性も高いため、よくご確認の上再接続してみてください。万が一、問題なく接続しているのにもかかわらず、テレビが映らない場合は、アンテナや他の周辺機器にトラブルも考えられます。お困りでしたら事項でも詳しく解説しますが、電翔で原因を特定して適切にご対応したしますので、お気軽にご相談くださいませ。
テレビ視聴トラブルをアンテナ工事専門店の電翔に相談する
テレビアンテナケーブルを接続しても正常に番組が見られない場合は、主にケーブルの接続ミスやアンテナのトラブルが原因ですが、念のためテレビ周りもチェックしてみてください。
B-CASカードは、デジタルテレビ放送を受信するために必要なカードです。B-CASカードが正しく挿入されていない、または期限が切れていると、テレビが映らなくなります。カードの確認方法は、テレビのカードスロットをチェックし、カードがしっかりと挿入されているかを確認します。万が一、B-CASカードが破損している場合は交換などの対応が必要です。B-CASカードによる視聴トラブルについては、下記のコラムで詳しく解説しています。
アンテナ自体が故障・破損している場合、専門の業者に修理を依頼するのが最善の策といえます。アンテナ修理は専門的な知識と技術を要し、危険も伴います。実績豊富な電翔であれば、原因特定から解決まで迅速対応が可能です。テレビアンテナケーブルのつなぎ方はもちろん、その他視聴トラブルも多々対応しております。もし、テレビ視聴に関して何かお困りでしたら些細なことでもお気軽にお問い合わせくださいませ。
テレビ視聴トラブルをアンテナ工事専門店の電翔に相談する
テレビのアンテナケーブルを正しく接続することは、クリアな映像を得るための重要なステップです。この記事で解説されている方法を用いれば、ケーブルの種類の選び方から正しいつなぎ方まで、誰でも簡単に最適な接続を行うことができます。しかし、これらのステップを試しても問題が解決しない場合、安全かつ確実な解決のためには専門店の電翔に相談することをおすすめします。プロの技術者ならではの適切な対応で、迅速に解決可能です。お問い合わせお待ちしております。
テレビアンテナケーブルのつなぎ方を電翔に相談する