ケーブルテレビを契約すると、NHKの受信料は高くなるのか、低くなるのか。
支払いはケーブルテレビの利用料と一緒に支払いができるのか。
今回は、ケーブルテレビを契約した場合の、NHK受信料について解説します。テレビアンテナとケーブルテレビでは、NHKの受信料が変わるケースがありますので、契約前にしっかりと把握しておきましょう。
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ケーブルテレビを契約すると、NHKと「衛星契約」をする必要があります。これは、アンテナで地デジしか受信していない時の「地上契約」よりも、受信料が高い契約です。衛星契約とは、地上デジタル放送+BS/CS放送の両方が視聴できる環境がそろっている場合の契約で、アンテナの場合は、地デジアンテナとBS/CSアンテナを設置している時と同じ状態です。
地上デジタル放送のみが視聴できる「地上契約」と、地上デジタル放送に加えBS/CS放送も視聴できる「衛星契約」。それぞれの受信料は以下のようになります。
※表示金額はすべて税込みです
地上デジタル放送のみが視聴できる「地上契約」と、地上デジタル放送に加えBS/CS放送も視聴できる「衛星契約」。それぞれの受信料は以下のようになります。
※表示金額はすべて税込みです
NHK受信料比較:口座振替・クレジットカードの場合
地上契約 | 衛星契約 | |
2ヶ月払い | 2,450円 | 4,340円 |
6ヶ月払い | 7,015円 | 12,430円 |
12ヶ月払い | 13,650円 | 24,185円 |
NHK受信料比較:払込用紙による支払いの場合
地上契約 | 衛星契約 | |
2ヶ月払い | 2,550円 | 4,440円 |
6ヶ月払い | 7,300円 | 12,715円 |
12ヶ月払い | 14,205円 | 24,740円 |
このように、料金が一番オトクになる場合でも、衛星放送の方が年間で10,000円近く高くなります。
ケーブルテレビを契約すると、衛星放送をみることができる環境になるので、視聴するしないに関係なく、NHKと衛星契約をする義務が発生します。この点は、テレビアンテナの方が柔軟に対応が可能です。テレビアンテナの場合は、衛星放送をみない場合は、地デジアンテナのみの設置にすれば、NHKの受信契約も地上契約のみになります。
テレビアンテナで地デジだけをみているという環境から、ケーブルテレビに切り替える場合は、NHKの受信契約の切り替えを忘れないようにしましょう。
多くのケーブルテレビでは、「団体一括支払い」という支払い方法を選ぶことができます。NHKの受信料を毎月の料金と合算して支払いが可能で、月額200円ほど、NHKの受信料を安く抑えることができます。年間で1,800円の割引。ただし、すべてのケーブルテレビで団体一括支払いができるわけではありません。衛星契約の料金を少しでも下げたい場合は、加入を検討しているケーブルテレビが対応しているかどうか、事前に確認をしておきましょう。
ケーブルテレビの契約の際によくある疑問の、NHKの受信料について解説しました。ケーブルテレビは多彩なチャンネルを楽しめます。その分コスト面でのデメリットも発生します。必要なチャンネルを検討し、テレビ環境を整えていきましょう。
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