BSアンテナ設置の際の、ポイントや注意点について、ご紹介します。BSアンテナは設置にあたり、地デジアンテナとは異なる制限や注意点もありますので、DIYで設置を検討している方も参考にしてください。
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まずはBSアンテナの設置場所についてです。設置場所は、次の2つの条件にあてはまる場所を選びます。
BSアンテナは屋内への設置はできません。BS放送の電波は、遮蔽物に極端に弱い性質があります。屋内では壁に囲まれてしまい、衛星からの電波を受信することができなくなってしまうのです。多少であれば、壁などを通り抜ける性質を持つ、地デジの電波と大きく違う点の1つです。そのため、衛星のある南南西の方向に、障害物があるとやはり電波の受信がしにくくなります。ビルなど周りの建物を気にするのはもちろんですが、大きな木などにも注意は必要です。冬に木の葉っぱが落ちた状態で「受信は大丈夫」と判断しても、夏になったら葉っぱで遮られるといったことも起こり得るので気をつけてください。
BSアンテナは、必ずしも高さが必要なわけではありません。電波の送信元は、衛星なので、地面と屋根の上でも変わらないと言えます。ただ、遮蔽物に弱いので、周りを建物などに囲まれている環境であれば、少しでも高い位置につけることで、衛星とアンテナの間に何もない状況を作りやすくなります。
BSアンテナの設置場所によっては、アンテナ工事業者に依頼することなく、自力で設置することも可能です。ベランダなど、比較的安全面が確保できる場所への設置であれば、DIYに慣れている人にはそれほど難しくありません。金具の設置→BSアンテナの調整と設置→ケーブルの接続→ケーブル処理→テレビへの接続→テレビの設定。概ねこのような手順で進行すれば作業が完了します。DIYで設置する際に気をつけたいのは、アンテナの調整です。電波チェッカーなどを使って、できるだけ正確に衛星の方向にアンテナを向けましょう。BSアンテナは1度でも設置角度が変わると、きちんと映らなくなることもあります。
電波は天気の影響を受けます。雨や雪など、悪天候の時に作業をすると、正確な電波の受信レベルを把握することが難しくなります。電波の受信レベルが悪かった時に、天気の影響なのか、角度や障害物の影響なのかが判断しにくくなってしまうからです。DIYで設置する場合は、環境が一番いい時を選んで、作業をするようにしてください。もしも、晴れている状況で、電波の受信レベルが十分に得られない場合は、ブースターの設置や、アンテナ工事業者に依頼するかどうかの判断の目安になります。
BSアンテナの設置を専門業者に依頼することは、次のようなメリットがあります。
アンテナ工事専門業者に依頼することで、設置場所選びから、テレビがちゃんと映るかの確認まで、全てを任せることができます。また、ベランダなど、ご自身で作業できる範囲では電波が受信できない時も、専門業者への依頼で問題は解決できます。屋根上や壁面といった場所に設置することができるので、住宅全体の中で、最適な場所への設置が可能です。そして、しっかりと固定されることで、強風などでアンテナの角度が変わってしまうといった、設置後のトラブルも少なくなります。
今回は、BSアンテナの設置について解説をしました。BSアンテナは、地デジアンテナとはまた違った特性を持ちます。どちらの方が設置がかんたんというのはなく、それぞれに適した設置場所や設置方法があります。設置後のアフターケアや、アンテナをできるだけ長くもたせたいという場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
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