テレビの移動や増設など、アンテナケーブルの延長が必要になる場面があります。アンテナケーブルの延長方法は主に3つ。
かんたんな方法から、自力ではハードルの高い方法まであります。また、アンテナケーブルの延長には、デメリットもありますので、今回はデメリットの解消方法についてもご紹介します。
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アンテナケーブルの延長で、一番かんたんな方法が「長いアンテナケーブルに交換」です。テレビ用コンセントのアンテナジャックからテレビまでを繋げているアンテナケーブルを、今使用しているものより長いものにすることで完了です。
アンテナケーブルの長さは、数十センチの短いものから数十メートルの長いものまでありますので、アンテナジャックとテレビをつなげるのに必要な長さを用意してください。
短いアンテナケーブル同士を繋げて、長くする方法です。2本のアンテナケーブルを延長コネクタ(延長プラグ・中継アダプター)を使って1本の長いケーブルとして使います。既に2本以上のアンテナケーブルを持っていれば、延長コネクタだけを用意すれば問題ありません。
少し難易度が上がりますが、ちょうどいい長さのアンテナケーブルを自作することも可能です。必要なものは、未加工のアンテナケーブルと、接続用のコネクタです。未加工のアンテナケーブルは、30mなど長いものが比較的安く販売されているので、既製品よりも費用が抑えられる反面、余ったアンテナケーブルの処理に困ります。また、ニッパーやカッターなど工具も必要になりますので、DIYのベテランさんにおすすめです。
次に、アンテナケーブルを延長した際に起こり得るトラブルや注意点についてご紹介します。
長過ぎるケーブルを使ってしまうと、足にひっかけてしまったり、生活の邪魔になることがあります。生活動線の邪魔にならないようにするには、次の3つを意識してください。
ケーブルを延長すると、以前よりもテレビの映りが悪くなることがあります。これは、ケーブルを長くしたことで、アンテナで受信した電波がテレビに届きにくくなることから起こります。予防や解決策として、ブースターの設置がおすすめです。ブースターは、アンテナで受信した電波を増幅する装置で、設置することで弱まった電波を強くしてくれます。
上記の注意点もそうですが、アンテナケーブルを自力で延長しようとした時に、トラブルになりやすいことがあります。
アンテナケーブルには、コネクタの形やケーブルの太さなど複数の種類があります。ケーブルへの負担やテレビやテレビコンセントとの接続のしやすさを考えて選ばなければなりません。選択肢が多く、実際に必要なケーブルがどれなのか判断ができないということも、十分考えられます。
アンテナ端子のない部屋から、別の部屋までケーブルを届かせようとするケースも、トラブルが起きやすいです。ドアの開閉の邪魔にならないようにしなければならなかったり、ドアとの接触によってケーブルが傷みやすくなったりするからです。そのまま放置すると断線などの可能性もでてきます。
違う部屋へのアンテナケーブルの延長は、初心者の方には難易度が高いかもしれません。別の部屋から、テレビ用のコンセントがない部屋へアンテナケーブルを伸ばしたりする場合は、専門の工事業者に相談するとよいでしょう。その他にも、どんなコネクタを選べばいいのか、どのケーブルが適切なのかなど、DIYでアンテナケーブルの延長を行う場合は、確認をよくして行ってください。
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