「テレビが映らない」「映像が乱れる」「ノイズが入る」。
テレビの電波が悪いと、このようなことが起こります。E201やE202といった、電波の受信状況が悪いことを示すエラーコードが表示されることもあります。テレビの電波の受信状況は、様々な弱くなったりします。そして、それは改善できる場合があります。
今回は、テレビ電波の受信状況が悪い時に考えられる原因と対処法をご紹介していきます。
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テレビの映像が乱れたりする原因は、電波の受信状況に限らず、テレビ本体の不具合の可能性があります。まずは、テレビ本体の問題なのか電波状況の問題なのかを確認しましょう。
アンテナレベルとは、テレビに届いている電波の強度を示す数値です。テレビのメーカーによって、快適に視聴できるレベルが異なります。まずは、今お使いのテレビのメーカーを確認し、アンテナレベルが基準値に達しているか確認してみましょう。
パナソニック:アンテナレベル「44以上」
ソニー:アンテナレベルの目安「緑」。赤または黄色では不安定
シャープ:アンテナレベル「60以上」
日立:アンテナレベル「45以上」
三菱:アンテナレベル「22以上」
上記の基準値を下回っている場合は、テレビに届く電波が不安定なことを意味します。映像の乱れや、ノイズはテレビ本体ではなく、電波が弱い可能性が高いです。
アンテナレベルが基準値より低かった場合は、アンテナ工事業者に調査や対応を依頼すると原因の特定が早いです。また、改善についても、専門家ならではの知識と技術で、自力で解決できない問題も解決してくれるケースが多いです。
アンテナが正しい方向を向いていない場合、テレビ電波の受信状況が悪くなります。アンテナを設置した当初は、正しい方向を向いていても、台風や強風などの影響で、アンテナの向きや角度が変わってしまうことがあります。
アンテナの劣化、または周辺環境の変化により、電波の受信状況が悪くなることも考えられます。この場合、アンテナを新しいものに交換することで改善する可能性があります。テレビアンテナは、種類によって受信性能が変わります。より受信性能の高いアンテナに交換が可能かどうか、また、交換したら改善の可能性があるかどうかをアンテナ工事業者に確認してもらいましょう。
ブースターという装置を設置することで、アンテナで受信した電波を増幅させることができます。もともと電波環境が悪い地域に住んでいる場合に有効です。また、アンテナの調整や交換で、電波の状況が改善しない時の選択肢の1つでもあります。
テレビの背面等に差し込まれている、B-CASカードが抜けていたり、向きが間違っていないか確認をします。もしも向きが間違っていたり、緩んでいる場合は、正しい向きで奥までしっかりと差し込んでください。
壁のアンテナ端子とテレビやレコーダーを繋いでいるケーブル。このケーブルの接続に問題がないか確認をします。このケーブルも緩んでいたり、抜けてしまったりしていると、テレビが正常に映らない原因になります。
テレビの電波環境の改善は、アンテナ周りを改善することが、一番効果的です。ここまでご紹介ないようで、B-CASカードやケーブル接続の確認で改善がみられない場合は、アンテナ工事業者にご相談ください。高所作業だけでなく、周辺の電波強度や、近隣の電波塔の方角を調べてもらったりと有効な対処方法を実践してもらえます。頼れるアンテナ工事業者に心当たりがない時は、電翔までお気軽にご連絡ください。
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