近所の住宅などを見ると、数年前に比べて、魚の骨のようなテレビアンテナをつけているお家が少なくなってきました。テレビの視聴環境は、電気や水道などのライフラインと同じくらい普及しています。しかし、最近では、新築時に従来のテレビアンテナだと外観のイメージが損なわれると、別の選択肢を選ぶ方も少なくないようです。
今回は、従来の八木式アンテナの代わりに、どのような選択肢が増えているのかご紹介したいと思います。
アンテナ・テレビ配線のご相談:電翔の無料相談/見積もり依頼
Contents
現在、テレビアンテナは大きく分けて3つのモデルが流通しています。従来のアンテナもそのうちの1つですが、最近人気なのは、第2世代、第3世代と言われる新しいモデルです。どちらも特徴としては「住宅の外観に馴染みやすいデザイン」です。アンテナも含めて住宅の外観と捉える考えが広がってきています。
アンテナをデザインで選ぶ。その選択肢がうまれたのは、第2世代の「デザインアンテナ」からと言えるでしょう。デザインはボックス型になっていて、色も選択可能です。住宅の平面にも設置でき、見た目もおしゃれ。加えて、従来のアンテナよりも風などの影響を受けにくく耐風性能に優れているため、新築住宅を中心に普及がすすみました。設置する場所によっては、一見アンテナがついていないようにも見えるため、家の景観を崩すことがほとんどありません。
しかし、いい事ばかりというわけではありません。従来のアンテナと比べると、電波の受信レベルが弱いという点があります。屋根上に取り付けることもできますが、アンテナ部分が家の景観から浮いてしまい、本来のおしゃれさが失われることも。
電波が届きにくい地域では、設置あきらめなければならないケースもあります。また、アンテナ交換時に八木式アンテナからデザインアンテナに変えたら、テレビの映りが悪くなったという例もあるようです。設置を検討する場合は、十分に電波状況を確認してから設置するようにしましょう。
2017年に登場し、2018年にはグッドデザイン賞を受賞。デザインで選べるアンテナの新たな選択肢となったのが、ユニコーンアンテナです。ボックス型のデザインアンテナとも、全く違うデザインを採用。ポール型になっていることで、屋根の上などに設置しても馴染むものになっています。電波がとりやすい場所に設置できて、なおかつデザインもおしゃれということで、こちらも新築住宅を中心に設置が進んでいます。
電波の受信については、やはり八木式アンテナの方が強いと言えます。しかし、屋根の上などに設置しても違和感が抑えられるので、その点はボックス型のデザインアンテナよりも選びやすいかもしれません。
絶対にテレビアンテナをつけたくない方には、ひかりTVやケーブルテレビでテレビを視聴することがおすすめです。テレビの電波を受信する必要がないので、アンテナは一切不要。家の外観をそのまま保つことができます。また、通常の地デジ放送よりも多くの番組が視聴できるので、自分の趣味などに関する番組をみたい方などに支持されています。
ただ、共通して言えるデメリットとしては、月額料金がかかる点です。「テレビの電波が極端に弱い」「みたい番組がひかりTVやケーブルテレビでしか見れない」このような理由であれば良いのですが、家の外観にこだわるための費用としては、高くつくと言わざるを得ません。
※参考記事
今回は、今どきのテレビアンテナ選びについてご紹介してきました。テレビの視聴環境を整える際に、建物の外観を重視するお声は、やはり以前より多くなりました。電翔では、今まで多数のアンテナを設置してきた実績がありますので、お客さまのご要望に全力でお応えします。最適なご提案を心がけていますので、遠慮なくご相談ください。
アンテナ・テレビ配線のご相談:電翔の無料相談/見積もり依頼