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おすすめのテレビ用の室内アンテナをご紹介するに際して、まずは、どんなアンテナがご自身に適しているのか、選び方から解説します。
テレビ用の室内アンテナは、それ専用に作られた製品の使用か屋外に設置する一般的な製品を代用する方法があります。
前者は室内で使用することを想定して設計されているため、場所を選ばずコンパクトに設置可能です。ただし、電波受信性能は屋外用に比べて劣る特徴があります。
また、ケーブルをテレビと繋ぐだけで視聴できるため、別途アンテナ工事は不要、お手軽です。
一方、後者の屋外用は、電波受信性能は高いものの、設置場所によってはアンテナ工事が必要となります。この場合は、電翔でご対応しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
室内アンテナを設置してどの放送を視聴するのかも事前の確認が必要です。基本的にアンテナで視聴できる放送は、地上デジタル放送または衛星放送ですが、それぞれ専用アンテナが必要です。
この記事では、主に地デジ用を解説しますので、衛星放送用の室内アンテナについてお調べでしたら、下記のコラムをご参考になさってください。
[blogcard url=”https://www.densho-at.jp/blog/20221117-bs4k-antena.html”]
室内アンテナは設置しても、テレビ電波を受信できなければ番組が映りませんので、電波の受信レベルの考量が必要です。
電波の受信レベルは、受信感度や動作利得、アンテナ利得などとも表現されますが、数値が大きいほど受信性能が高いことを示します。
仮にレベルが低い場合は、ブースターと呼ばれる増幅器を使ってカバー可能。実際にどのくらいのレベルなのか正確に測定するには、レベルチェッカーの使用が必要です。
お持ちでないご家庭が一般的ですので、測定をご希望でしたら電翔でもご対応いたしますので、お声掛けくださいませ。室内アンテナの設置可否も含めて調査いたします。
地上デジタル放送用の電波には偏波と呼ばれる波形の種類があり、それぞれの受信可能な偏波に合わせた室内アンテナを用意しなければなりません。
偏波の種類は、水平偏波と垂直偏波があり、地域ごとに異なります。ご自宅で受信できる偏波がどちらかご不明であれば、下記からお問合せ下さいませ。
室内アンテナでテレビを視聴するには、受信した電波を送信するためのアンテナケーブルの接続が必要です。
基本的にアンテナに付属していますが、テレビの距離によっては、長さ不足の可能性もありますので、別途長いケーブルまたは、延長ケーブルをご用意してください。
それでは、上記の選び方を踏まえて、おすすめのテレビ用室内アンテナをご紹介します。
画像引用元:マスプロ電工
壁にアンテナ端子がない部屋におすすめのスタイリッシュな室内アンテナです。大きさも手のひらサイズで場所を選ばず設置できます。
また、水平偏波、垂直偏波どちらにも対応しており、横置きまたは縦置きでそれぞれの電波を受信可能です。
さらにブースター内蔵のため、電波レベルが安定しない場合も調整できます。
画像引用元:DXアンテナ
ローノイズブースター内蔵タイプの室内アンテナで、室内でも高い受信性能を誇ります。テレビケーブルを接続して置くだけで視聴可能。
デザインは、コンパクトで丸みを帯びており、お部屋の雰囲気に馴染みます。カラーは、ホワイトとブラックから選択可能です。
画像引用元:日本アンテナ
ブースター内蔵で配線工事要らずの室内アンテナです。軽量コンパクト設計で場所を選ばず設置可能。カラーはお部屋の雰囲気に合わせてホワイトまたはブラックから選べます。
また、チューナー付きパソコンへの接続に対応していますので、テレビをお持ちでないでも、番組をお楽しみいただけます。
画像引用元:マスプロ電工
オシャレな見た目が特徴的な室内アンテナです。背面には写真立てのようなスタンドが付属しているので、机の上などにも簡単に設置できます。
サイズもコンパクトでテレビ電波の受信ができれば、お好みの場所に設置可能。ただし、電波感度が強い強電界地域の使用が推奨されています。
画像引用元:Amazon
付属のテレビケーブルが5mとロングタイプの室内アンテナ。テレビとアンテナの距離が離れていてもカバーできます。
また、アンテナ本体の背面には両面テープがついているため、卓上としてだけではなく、お部屋の壁や窓にも取り付け可能です。
ここまで、おすすめの室内アンテナをご紹介してきましたが、環境によってはテレビが映らないこともあります。
例えば、電波の強い強電界地域であっても物件の立地によってはご近所の住宅やビル、樹木などが遮蔽物になって感度が低いと一部のチャンネルしか映らないなんてことも。
また、弱電界地域にお住いで、ご自宅の電波レベルを把握せず、室内アンテナを購入されてしまうと、例えブースターが内蔵または外付けしたとしても、テレビが見られない可能性も十分ありえます。
そんな時は、やはり一般的なテレビアンテナ設置の方が快適な視聴環境になる可能性が高いです。
屋外にテレビ電波を受信しやすい場所へのアンテナ設置は、室内アンテナよりも確実に性能は勝ります。
どうしても住宅の外観を損ねる可能性があって見た目が気になるという方も少なくありませんが、デザインアンテナやユニコーンアンテナといったオシャレな製品も登場。いままでアンテナに抵抗感があった多くの方にもお喜びいただけています。
もし、室内アンテナでのテレビ視聴が難しい場合は、ぜひ屋外へのアンテナ工事もご検討くださいませ。電翔がお客様に最適なアンテナ工事をご提案いたします。
以上、テレビ用の室内アンテナについておすすめ5選と映らない場合の対処方法を解説しました。
技術発展により、室内アンテナの種類も年々増えており、性能も以前に増して各段にレベルアップしていて、選択の幅が広がっています。
とはいえ、物件立地、エリアの環境によっては室内ではテレビ電波の受信が困難ことも少なくありません。
そんな時は、ぜひ検討材料の一つして通常のテレビアンテナ工事も視野に入れていただくことをおすすめします。
もし、テレビアンテナの設置に関してのご相談ごとがございましたら、専門業者の電翔までご一報くださいませ。皆様からのお問合せ、心よりお待ちしております。