パラボラアンテナは、BS放送やCS放送を視聴するために必要なテレビアンテナですが、取り付け方法をお探しのお客様も多いようです。
そこで、今回はパラボラアンテナについて設置方法や設置場所などをご紹介するとともにDIYによる取り付けについても解説します。
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では、さっそく衛星放送を視聴するために必要なパラボラアンテナの設置方法をご紹介します。
パラボラアンテナを設置に際して重要ポイントは衛星放送の電波を視聴レベルでキャッチできるかどうかです。
むやみやたらに、場所を選ばずに設置してもBS放送やCS放送は映るとは限りません。しっかりと電波が受信できるポイントを把握して設置場所を選ぶ必要があります。
なお、よくあるお問合せとして、パラボラアンテナを室内に設置できないか?との質問がありますが、現在、衛星放送のテレビ電波を室内で受信することは困難で、基本的に設置場所は屋外となります。
屋外の設置場所としては、感度の強い電波受信が望める「屋根上」「外壁」「ベランダ」などが代表的です。
ただし、これは設置する物件ごとに異なりますので、詳しく設置可能な場所を把握された場合は、電翔の現地調査をご利用くださいませ。
パラボラアンテナの設置場所を選定する上で、大切な要素として方角も考慮しなければなりません。
そして、現行のパラボラアンテナは通常、BS/CSアンテナのため、1台でBS放送とCS放送の電波を受信でき、設置するべき方角は日本国内では南南西と決まっています。
つまり、南南西の方角で衛星放送のテレビ電波受信ができるポイントを見極めて、パラボラアンテナの設置場所を選定する必要があるのです。
もし、南南西の方角のどの場所にパラボラアンテナを設置すれば良いのかお困りでしたら、電翔にご相談ください。
さらに、衛星放送を適切に視聴するためにパラボラアンテナを設置する上で、重要となるのが仰角です。
仰角とはパラボラアンテナを水平から上向きに傾けた時の角度のことですが、地域ごとに異なり、エリアごとに適切な角度に調整しなければ、衛星放送のテレビ電波を正しく受信できません。
ご参考までに関東地方の受信地点ごとの仰角をご紹介しておきます。
・東京:38.0°
・横浜:38.3°
・大宮:37.9°
・浦和:38.0°
・千葉:37.9°
・土浦:37.4°
・水戸:37.0°
・宇都宮:37.2°
・前橋:37.9°
これをご覧になればお分かりいただけるかと思いますが、例えば電翔の本社がある埼玉県でみても、大宮と浦和とでは微妙に仰角が異なっています。
地上デジタル放送用のテレビアンテナであれば送信塔のある方角へ向ければ、多少角度がずれても電波を受信できますが、それに比べるとパラボラアンテナの場合は角度調節がシビアです。
もし、パラボラアンテナの設置をご検討されているエリアの仰角を正確に把握されたい場合は、電翔へお問い合わせください。
DIYが注目されている昨今、「パラボラアンテナを自分で設置したい」と考えている方も多いようです。
結論から申し上げますと、パラボラアンテナはご自身でも設置可能です。
ただし、誰にでも簡単に設置できるかと言いますと、アンテナ工事のプロとしても100%可能ですとはお応えできません。
アンテナ工事に限らずですが、何事もご自身でトライする際には、知識と技術が必要です。
それらを無視してチャレンジしてしまいますと、思わぬ事故を引き起こしたり、出費を抑えるつもりが増えてしまったりといったトラブル発展の可能性もあります。
ぜひ、次にご紹介するポイントをご自身で設置されるかプロに依頼するかの判断材料としてご参考になさってください。
ここでご紹介しているのは、あくまでパラボラアンテナの設置方法についてですが、専門業者のプロとしては、ごくごく当たり前の内容です。
この他にも細かい知識として、パラボラアンテナを設置する際に必要な工具や金具などの部材も重要となります。
また、設置内容に関しても、新設なのか増設なのか?または取替なのかなどパラボラアンテナを導入する状況によっても、それぞれ異なる工事の知識が必要です。
おそらく、パラボラアンテナの設置方法をお調べの方の多くは、ここまでの知識を持ち合わせていないことが予想されます。
このように、安心安全にパラボラアンテナをご自身で設置するためには、正しい知識が大変重要です。
ご不安であれば、パラボラアンテナ設置工事の知識と経験が豊富な電翔がお手伝いいたしますので、お気軽にお声掛けくださいませ。
もちろん、前項の知識に加えて、パラボラアンテナの設置技術も兼ね備えてなければ、ご自身での設置は難しいと言わざるを得ません。
例えば、自転車の乗り方を例に挙げると、「車体に跨ってペダルを漕ぐ」と頭では分かっていても、いざ乗ってみたら簡単にはできないことは良くあります。
これと同じようにパラボラアンテナも、設置を試みたけどできなかったという事例も多数あるのです。
実際に電翔にも、DIYで設置を試みて、失敗に終わり工事をご依頼いただいたケースも多いです。
何事も「知っている」と「できる」は異なりますので、少しでもご不安であればプロの専門業者に任せるのが一番安心といえるでしょう。
また、パラボラアンテナを含めテレビアンテナは足場の悪い場所に設置することが多いため、技術不足によって部材を落下、最悪ご自身が高所から転落といった事故も想定できます。
ベランダのように足場がしっかりしている場所であれば、時間はかかってもパラボラアンテナをご自身で設置できるかもしれませんが、1度も登ったことのない屋根上ではどうでしょうか?
この他にも地デジアンテナにパラボラアンテナを増設するといったケースでは、配線を誤って、地デジも映らなくなってしまうトラブルもあり得ますので、リスクの方が高いとお感じでしたら、ぜひ専門業者をご利用くださいませ。
電翔ならすぐにご対応可能ですので、ご連絡お待ちしております。
以上、パラボアンテナの取り付け方法やご自身で設置する場合の注意事項について等、解説しました。
パラボラアンテナは、衛星放送電波が受信できる南南西の方角に位置する屋外を設置場所に選ぶ必要があり、適切に視聴するためには、仰角の調整が重要です。
また、ご自身で設置する際には、パラボラアンテナの正しい知識と取り付けるための技術が必要であることをお伝えしました。
そして、安心安全にパラボラアンテナを設置するのであれば、専門業者のご利用が一番です。
工事のご依頼、ご相談はぜひ電翔へお任せくださいませ。
皆様からのお問合せ、心よりお待ちしております。