「最近のテレビはおかしい」と一部世論の声がある昨今。インターネット上にも、「最近のテレビ番組がおもしろくない」「テレビを見なくなった」との声も見受けられます。
テレビアンテナ工事専門店としては、悲しいご意見ではありますが、その一方でテレビ設置や地デジの普及率は高い水準で推移しており、東京オリンピックや北京オリンピックなど世界的イベントの中継の視聴率をたたき出しているという現状もあります。
そこで、「最近のテレビがおかしい」をテーマにその理由について番組内容などから、その理由に迫ってみました。
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日本においては、第二次世界大戦後にテレビ放送が本格的に開始されたという歴史があり、当時の娯楽の一端を担っていたとっても過言ではありません。
時代の流れとともに、白黒からカラー放送に切り替わり、地上波はアナログ放送から地上デジタル放送へ移行。電波塔が東京タワーから東京スカイツリーへと変化するなど100年も満たない年数で、テレビ界も様々な出来事があったのもまた事実です。
そんなテレビがおかしいと言われているのはなぜでしょうか?その理由を次のように考察してみました。
先述のとおり、以前はテレビが娯楽の中心的存在でありましたが、現代社会において、インターネット、スマートフォーン・タブレット、ゲームの普及など他にも楽しめる物事が増えた現実が存在します。
そのため、他の娯楽とテレビのおもしろさや楽しさを比較すると「おかしい」と疑問を感じる方もいることが考えられるのです。
また、この娯楽の多様化はテレビだけに限らず、お一人様でも楽しめる事柄が増えたことにより、コミュティなど人との繋がりが希薄化しているといった社会問題もあげられます。
過去のテレビ番組に着目してみると、特に地上波は、今では考えられない程の過激な演出がありましたが、現在は、コンプライアンス等による規制からそういった演出をする番組ほとんどありません。
インターネットの普及により視聴者の意見がダイレクトに可視化しているため、スポンサー頼りの民放を中心に、どうしてもクレームを避けた番組制作を行わざるを得ないといった事情もあるのではないでしょうか?
例えば、グルメ番組で演者が食べ残した物を「後でスタッフが美味しくいただきました」といったテロップを流すなど、過剰に視聴者に気を遣っている演出も見られます。
また、車の後部座席のシートベルト着用が義務付けられたことによりドラマでも演者が後部座席に着席時にシートベルトをしているシーンは当たり前になりました。
これについては賛否両論ありますが、任侠系のストーリーなどでアウトローの人間がシートベルトをしていることに違和感が生じることもあります。
こういった事情により「最近のテレビはおかしい」に繋がることが考えられます。
同時にバブル崩壊後の長引く不況により製作費の大幅な削減など限られた予算での番組作りが求められることにより、以前と比べればクオリティが低下していることも否めません。
前項のとおり、様々な事情や理由から「最近のテレビはおかしい」との意見があるものの、多くの家庭にはテレビが1台以上設置されているという普及率の高さも伺えます。
これは、過去からの名残でテレビは一家に一台が当たり前という、言わば常識的な考え基づいていることが理由としてあげられますが、それだけに限らなさそうです。
前提として、「最近のテレビはおかしい」との意見があがるのは、それだけテレビを見ているからではないでしょうか。
つまり、テレビが設置されている世帯が多く普及率は高いが、最近のテレビ番組に疑問を感じる人がいるというのが実情であると言えます。
ちなみに、2021年の消費動向調査データを見てみるとテレビの普及率は、単身世帯で87.9%、二人以上世帯が96.2%と高めです。
ただし、これはテレビが設置されているだけで実際に番組視聴されているかまでは不明確なデータとなっています。
確かに、これまでテレビは地上波や衛星放送の視聴が主な目的でしたが、現在はインターネット番組の視聴やパソコンのモニターとしての使用など用途も多様化しているため、テレビ普及率=テレビ番組視聴率とは言えません。
しかし、テレビ番組を視聴するために必要なアンテナに着目してみると、電翔では高い水準で新規の設置工事のご依頼をいただいており、普及率の高さが伺えるといった現状もあります。
最近のテレビはおかしいと思われる番組に着目してみると、毎週決まった日程で放送されているようなバラエティ、ワイドショーなどのジャンルに対しての意見が多い印象です。
それに反して、人気の番組は期間限定で放送されるような内容や直にリアリティを感じられるような内容のものといえます。
その例として、冒頭でも触れたオリンピックは4年に1度という正に限定的なイベント。テレビ放送局各社も必然的に視聴率が上がることを意識してか放送権獲得に向けた動きを劇化させます。
オリンピックだけでなく、スポーツといえば人気も高く、日本では大相撲や高校野球を中心に注目度が高く、これらの中継放送番組も多くの方が視聴しているはずです。
また、日本文化として根強いアニメも人気で、先日まで放送されていた鬼滅の刃遊郭編は日曜日の23:30という時間帯にも関わらず、高い視聴率が取れていました。
このように、ジャンルによっては人気の高い番組もあり、多くの方に視聴されているという現実もあり、全ての番組が「最近のテレビはおかしい」に必ずしも該当するとも言えなさそうです。
お伝えの通り、最近のテレビはおかしいと感じる方は全ての番組に対して否定的ではないことが伺えジャンルによっては面白さや楽しさを感じる番組もありそうです。
そこで、もし最近のテレビに疑問を感じているのであれば、次のような視聴スタイルに変えてみてはいかがでしょうか?
もし、現在の視聴環境下が地上デジタル放送のみで「最近のテレビはおかしい」と感じているのであれば、衛星放送を導入がおすすめです。
衛星放送というと地デジと違って有料だと思われている方も少なくありませんが、無料で視聴可能番組も多数あります。
地デジとは違った番組も多数放送されていて、趣向にあった専門チャンネルも揃っているため、また一味違った番組を楽しめて、きっとテレビライフの幅が広がります。
視聴するためには、BS/CSアンテナの新設や増設工事で実現し、電翔で工事可能ですので、ぜひご利用くださいませ。
なお、基本的に現行のBS/CSアンテナは後述する新4K8K放送対応製品を使用しています。
現在、旧式の衛星放送を視聴されていて「最近のテレビはおかしい」と感じているのであれば、最新の新4K8K放送の導入はいかがでしょうか?
これまでのハイビジョン放送に比べて、4Kで約4倍(約800万画素)、8Kで約8倍(3200万画素)の高画質で、リアリティある映像を体感できます。
特にスポーツ番組などでは、まるでその場にいるかのような臨場感を味わえるのも醍醐味です。
視聴するためには、既存のBSアンテナから新4K8K放送対応のBS/CSアンテナへ取替工事で実現します。
1台のアンテナで新4K8K放送以外のBS放送はもちろん、CS(スカパー)も視聴可能です。こちらも電翔で工事が行えますので、お気軽にご相談くださいませ。
以上、最近のテレビはおかしいについて、その理由について考察してきました。
ご紹介のとおり、時代の変化に伴い、限定的な番組構成が影響したことにより、疑問を感じる方が多いもの、期間限定の番組など一部の放送に対しては好意的なことが伺えます。
これにより、テレビやアンテナの普及率も高いことがいえます。
また、現在、視聴環境でテレビ番組におかしさを感じているのであれば、BS放送や新4K8K放送の導入がおすすめです。
そして、そのためのアンテナ工事は電翔で行っていますので、ご用命の際はぜひご利用いただければと思います。
皆様からのお問合せ、心よりお待ちしております。