こんにちは!
テレビアンテナ工事電翔のブログ担当川原です😊
皆様、「弱電界地域」という言葉をご存知でしょうか?
テレビアンテナの世界においては、重要な言葉でもあり、アンテナ設置工事を行う上でも考慮する必要があります🤔
テレビの映りにも影響してきますので、今回は「弱電界地域」について詳しくご紹介したいと思います。
「弱電界地域」、あまり聞きなれない言葉かもしれません。
地上デジタル放送で考えてみると、テレビ電波は送信塔から発信されていますが、地域よって受信強度が異なります💡
主に、強・中・弱と分けられ、一番電波が強い地域を「強電界地域」、続いて「中電界地域」、そして一番弱い地域を「弱電界地域」と呼びます。
つまり、「弱電界地域」とは、極端にテレビ電波の受信強度が低い地域のことを指します。
では、なぜ地域によって受信強度が異なるのでしょうか?
それは、地域や場所によって様々な環境が存在するためです💡
次項では、具体的にどのような環境下が「弱電界地域」となるのかご紹介します。
「弱電界地域」は前項でテレビ電波の受信強度が弱い地域であることをご説明しましたが、電波が弱いということは、アンテナに電波が届き難くなっているのです。
電波が届き難い主な原因としては、
・設置場所が山や森林に囲まれている。
・設置場所がビル群など高層建造物に囲まれている。
が考えられます💡
これらが、テレビ電波の障壁となってしまい、テレビ視聴可能レベルの電波を受信できていないのです😖
電波塔と設置場所の間に電波にとっての障害物があればあるほど、「弱電界地域」になりやすくなります。
「じゃあ、弱電界地域ではアンテナでテレビを見ることはできないの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!
最適なアンテナの選びや設置方法を工夫することで弱電界地域でもテレビ視聴ができる可能性があります👍
「弱電界地域」に限らず、最適なアンテナと設置方法は地域の環境によって異なります💡
テレビアンテナは比較的高い場所への設置が一般的です。
壁面アンテナと呼ばれるデザインアンテナも2階建て住宅の場合、1階よりも高い2階の壁面への設置が一般的です。
なぜでしょうか?
それは高い場所の方がテレビ電波の受信感度が良くなるからです👌
地上デジタル放送の電波塔として活躍中の東京スカイツリーで考えてみましょう。
最上階から周辺を見渡してみると、
※私が以前、スカイツリーの展望回廊から撮影した写真です。
見晴らしがいいですよね😊スカイツリーよりも高い建物は今のところ見当たりません🧐
このような環境下では、電波を遮断するものが少なくなります。
一般住宅でも同じことが言え、高所へのアンテナ設置は周辺の高い建物が少なり、電波が遮断され難くもなるのです👌
しかし、「弱電界地域」では、建物の一番高い場所にアンテナを設置しても、周辺にさらに高い建物が建っている場合もあります。
そのような環境下では、「反射波」と呼ばれる建物に反射した電波を受信する方法もあります。
▼反射波を利用したアンテナ工事事例▼
また、山に囲まれている環境下では、反射波を受信するのも難しいケースも考えられます。
そのような場合は、より受信感度が高いアンテナを使用することで改善する可能性があります。
具体的には高性能アンテナと呼ばれるアンテナの使用です👍
高性能アンテナについては、下記リンクの過去記事をご参考にしていただければと思います。
このように最適なアンテナを選んだり、設置場所を選んだりすることで「弱電界地域」でもテレビ視聴が可能なる場合があります😉
実際の判断はテレビ電波の強度を測定してみないと、なかなか難しいですが、電翔はレベルチェッカーを用いて測定しています👍
アンテナ設置工事の前には必ず測定を行っており、電界の強度が明確になりますので、ぜひご利用くださいませ♪
ここまで、「弱電界地域」についてご紹介してきました。
地域によって電界の強さが異なり、弱電界地域では、テレビ電波の遮蔽物が多く存在することがお分かりいただけたかと思います。
それに応じて、適切なアンテナ選びと設置方法の工夫が重要であることもお伝えしました。
電翔では、これまでの豊富な施工実績より、各環境に最も適したアンテナ工事をご提案しております😉
お客様に寄り添い、ご安心していただけるよう努めております。ぜひ、アンテナ工事は電翔におまかせくださいませ💪
皆様からのお問合せこころよりお待ちしております😌